簡単に皮がむけて食べやすい、これから旬を迎える果物の定番・みかん。そんなみかんですが、手に取る前から付いていた傷から傷んでしまったり、袋の中に溜まっている水が原因で食べる前から品質が落ちてしまった、なんてことはありませんか?
しかし反対に水を気にして裸のまま保存をしてしまうと、今度は通気性が高すぎて萎れてしまうことも。
このように、みかんを美味しく保管するには適度な通気性が必要となります。
そこで「腐らず、また萎れすぎない程度の通気性を保てるパッケージ」に適したものはどんな資材なのかを検証してみました!
適切な通気性の確保が美味しさを保つポイント
今回の検証では以下の4タイプの資材を使用します。
PH有孔 | ほぼ全面に微細孔を確保。底や両サイドは開孔せず袋の強度も保っています。 |
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ネット | スーパーなどでもよく目にする資材。伸縮性があるので内容量が多少前後しても使用可能。 |
4穴 | 一般的な四角袋の裏表に対しそれぞれ4つの穴を開けて通気性をプラスしたタイプ。 |
0穴 | 袋に穴が開いていない通常の四角袋。 |
4つの資材にそれぞれハウスみかんを複数個入れ、平均気温27℃の空間で19日間保管し、日ごとに重量を測定することで水分量の変化を見ていきます。
最終日の各検体の様子と、試験期間における重量の変化をグラフにしたものがこちら。

【試験終了時のハウスみかん】

【ハウスみかんの重量変化】
最終日の段階でみかんの状態を確認してみると、ネット包装されていたみかんは乾燥が進んでおり、表面がカサカサでやや萎びた状態になってしまいました。
反対に水分量の変化が一番少なかった0穴タイプは袋の内側全面に曇りや水滴が発生し、4穴タイプは穴加工された箇所から遠い部分に曇りが発生してしまいました。
PH有孔が施された袋に入れたみかんはネット包装ほど萎びることもなく、また0穴や4穴のように曇ることもありませんでした。
カビや腐敗を抑制する効果もあったと考えられることから、PH有孔タイプの資材が今回の中では一番適度な通気性を有しているという結果になりました。
鮮度保持×利便性を両立したパッケージがおすすめ!
精工ではカビは腐敗を抑える有孔タイプに取っ手をプラスした自立型パッケージを販売中です!
側面と底面は幅広のプレスシールがされているので破れにくく、店頭での陳列や買った後の保存にも適した便利なボックスパックタイプです。
その他にも少量のハウスみかんにお使いいただけるパッケージやお求めやすい価格のスタンドパックもご用意しておりますので、美味しいみかんを食卓に届ける資材として是非この機会にチェックしてみてくださいね!
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